トガクシソウ(トガクシショウマ)

先日、トガクシショウマの栽培講座に行ってきました。

トガクシショウマは、明治初期、戸隠山で最初に発見され、日本人によって初めて学名がつけられた植物です。

図鑑などでは、トガクシソウ(戸隠草)、別名トガクシショウマ(戸隠升麻)といいます。もうひとつ、ハモンソウ(破門草)という呼名もあるようですが、日本人が初めて世界へ向けて発表した植物だったので色々とあったみたいです。

トガクシショウマは、一属一種の日本固有種(近い仲間がいなく、日本の東北から中部地方の雪深い日本海側にしか分布していない)で、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている、とても貴重な植物です。

生育には、雪深いところで、水はけが良く、朝陽が当たり、西日の当たらない半日陰の場所を好むようです。

栽培講座では、白い実から種を取り出し、鉢に種まきをし、また、播種後3年目のトガクシショウマを鉢に植え替えました。

花期は5月から6月、栽培のコツなど勉強してきましたので、順調に育ってほしいです。